本物の観光客から得る情報の質

前回のブログ以降も、週1回のペースを守り、第5回~第7回までテスト販売を続けてきました。
大寒波が来た日、雪が降った日、毎回天候が悪くて大変です。
私も、こんなに天候が悪いからお客様来ないかな、と思うのですが、
成田屋浅草には見事にムスリムのお客様が訪れます。
なるほど、観光客の目線になれば想像できることでした。
せっかく旅行に来たのに雪降ったくらいでホテルでゆっくりしてる場合じゃない、と考える方は少なくないはずです。
実際お話していると「今日が最終日だから、小銭で支払って良い?」と五円玉を何枚も使う人、「明日から大阪京都だからどうしても今日成田屋に来たかったんだ」と寒い中がんばってたどり着いた人、色々います。

本物の観光客のお客様におみやげを紹介し続けていると、お客様の購買力を意識することになります。
これは、在日の留学生に集まってもらい、試食して聞いた感想とは全く情報の方向性が異なります(念のため試食会も大変参考になります)。
少しいやらしい話ですが、7回25時間以上のテスト販売を通じて、東南アジアからの旅行者が着ている冬用のコートやダウンジャケットの質と、おみやげ商品への反応が比例する印象を持つようになりました(かと言って対応を変えるわけではありません)。
所得に余裕がある方は寒い地域にも旅行する頻度が高いか、めったに着ない服にもお金をかける事ができるかの理由で質の高い冬服を着ていると推測しています。
この印象は商品への反応の違いから感じたことです。「ハラールのおみやげですよ」と声をかけた時、見向きもしないか、何か買いたいものがないか積極的に見に来るか、値段を見てやめるか、値段を見ずに買うと言うかなど直接接客しないと判らないことだと思います。
国籍もできるだけ全員聞いていますが、国籍よりも今のところ服装に比例するように思います。
私自身が服に詳しくないので、外れているかもしれません。あくまで私見です。
しかし、どうやらラーメンの注文する品、トッピング、サイドメニューの注文数にも同じようなことが言えそうです。
お話した人たち

1月19日お話しした人たち
シンガポール人女性2人組
インド人男性(ムスリム)1名+アテンド日本人女性2名
インドネシア人3家族13名
インドネシア人グループ(男性1名がアテンドする女性6名)
シンガポール人家族3世代3名(祖母・母・息子)
シンガポール人赤ちゃん連れ夫婦
インドネシア人夫婦+7歳くらいの息子さん
1月25日お話しした人たち
タイ人4人組(男性1、女性3)
マレーシア人ご夫婦(7日間)
インドネシア人6名(うち子ども2名、日本在住女性の家族)
インドネシア人女性6人組(6日間)
インドネシア人ご夫婦(出張で長野へ)
フランス人姉妹(チュニジア系2世)
インドネシア人4人家族(ジャカルタから)

2月2日お話しした人たち
マレーシア人8名3家族
シンガポール人夫婦(品川宿泊)
マレーシア人8人組(女性6、男性2)
インドネシア人男性1名(ブロガー・フォトグラファー)
マレーシア人女性1(留学生)
マレーシア人6人家族(祖母、夫婦、子ども3名)
マレーシア人2名
インドネシア人母娘
マレーシア人女性2名
アラブ首長国連邦人5名(男性1、女性3、赤ちゃん)
なお、彼らは3,4時間の販売時間のなかで会話してくれた人だけなので、成田屋さんのすべてお客様ではありません。
もっとランチ時に待ち構えてたくさんの人と話して情報を集めていきたいと思います。
テスト販売したい商品がある方はお気軽に、ムスリムおもてなしセンター(担当:中川)までご連絡ください!!
info@momoc.jp