ハラール認証朝食ビュッフェをいただく

翌朝、ハラール認証を取得したホテルの、45RM(1,200円程度)の朝食ビュッフェをいただきました。
できるだけ色々な料理を取ったのですが、「全部ハラール」につき特に成分表示はなく、料理の横にはメニューが表示されているだけです。
カルボナーラやサラダコーナーに置いてある色々な種類のハムに一瞬身構えかけましたが、このレストランなら安心して食べられるのだと思います。
(少し日本を知っているムスリム旅行者だったら、おそらく日本のホテルでカルボナーラやハムには近づかないでしょう)
そう言えば、以前KLのプリンスホテルで取った朝食や、ドバイで泊まったホテルなどもハム(チキンや七面鳥)がビュッフェで出されていたことを思い出しました。
サラダ、ヨーグルト、料理、サイドメニュー、パン、フルーツ、ケーキどれも多種類置いてあり、おいしかったです。
「女性専用」ジムのからくり

前夜が遅かったので朝食後にようやく館内の探検。
いよいよ気になっていたプールとジムのある4階へ。
男女それぞれ別施設があると思っていたのですが、プールもジムも1つだけ。そして「2:30PM-3:30PMは女性専用」との掲示を見つけました。クレッセントレーティングでは説明記載がされていませんが、どうやら時間で区切って「女性専用」設備があると謳っているようです。
これなら日本のホテルでもできますね。現状そもそもこのような対応をする必要はまだないと思いますが。
女性のみなさま、例えば「女性専用露天風呂」があると謳っている温泉旅館にチェックインした時はじめて「実は昼の1時間だけ女性専用ですが、後の時間は混浴です」と説明されたら、どのような印象を受けますか?
最後に4つおまけの情報

1.「ホテル内で初めてハラール認証を取得した日本レストラン」に行くも、今日はお休み。
2.おみやげ屋に人形が売っていました。どこかの自治体のムスリム受入れマニュアルで「人形は嫌がる人がいるので見せない方が良い」と書いてありましたが、マレーシアのハラール認証ホテルから反例をお伝えしておきますね。
3.ガチガチのムスリム向けホテルの印象を持っていましたが、チェックアウト時に見た限り、マレー系ムスリムより中国系旅行者のゲストの方が多いくらいなのが意外でした。
4.このホテルのロゴ、どうみても日本のプロ野球の現オリックスバファローズの前の、イチロー選手が所属していた時の名前「オリックスブルーウェーブ」のロゴと同じに見えます。法律的に問題ないことを祈っていたのですが、どうやらオリックスグループが経営しているようですね。良かった良かった。